③ 利益確定のタイミング 「新NISA元年 投資と長く付き合うために確認しておきたい3つのポイント」<北根久之>|投資の基本をプロか学ぶBASE 2024.2

ピクテ・ジャパン株式会社
22 Feb 202436:23

Summary

TLDRこの動画シリーズの第3回目では、「利益確定したくなりませんか?」というテーマで投資における利益確定のタイミングについて考察します。新NISA制度におけるアセットアロケーションの重要性、株式投資のリスク、そして利益確定の是非について深掘りし、長期投資の観点から利益確定の考え方を再評価します。特に、資産配分の大切さ、リスクの見方、投資期間の長さがリターンに与える影響に焦点を当て、投資戦略の再考を促します。分散投資と長期保有の効果を示すデータを用いて、投資の基本的な概念を解説し、安易な利益確定が長期的なリターンに与える影響について議論します。

Takeaways

  • 😊 1. 資産配分が大切。株式のリスクを甘く見ない。
  • 😐 2. 利益確定したくなるのは当たり前。ただ、次に何をするか考える必要がある。
  • 📈 3. リスクとリターンは表裏一体。リスクをとらなければリターンは得られない。
  • 💰 4. 平均値より中央値の方が投資リターンを表すのに適している。
  • 📊 5.投資リターンは期間によって大きく異なる。できるだけ長期間で判断する。
  • 🔀 6. 分散投資はリスクとリターンをある程度抑えられるメリットがある。
  • 🤔 7. 1年だけみても投資判断できない。10年単位でみる必要がある。
  • 💡 8. 10年以上の長期分散投資なら誰でもプラスのリターンが得られる可能性大。
  • ⏳ 9. 長期分散投資ほど、期間が長くなるほどリターンは大きく安定する。
  • ❌ 10. 短期の利益確定を繰り返すと、長期のリターンを失う可能性大。

Q & A

  • スクリプトでアセットアロケーションについて話されていますが、リスクに応じた資産配分の重要性とは何ですか?

    -資産配分では、リスク許容度に応じて高リスク・高リターン資産と低リスク・低リターン資産をバランスよく配分することが大切です。自分のリスク許容度を把握し、それに見合った資産配分比率を決めることが投資成功の鍵となります。

  • 株式投資で利益確定したくなるのはなぜですか?

    -株価が上昇し目減り益が出ている状態ですと、その利益を確定させたい気持ちになりやすいです。ただ、株式投資は継続が大切で、利益確定を繰り返すと長期的なリターンが犠牲になります。利益確定の是非は慎重に判断が必要です。

  • なぜ1年後の投資リターンはあてにならないのでしょうか?

    -1年後の投資リターンには大きなばらつきがあるため、当てになりません。株価の変動は日々で大きいので、短期間での投資実績は長期を代表しません。むしろ過去のローリングリターンから投資リスクを理解することが重要です。

  • 平均リターンより中央値を重視する理由を教えてください。

    -平均値は極端な値に引っ張られやすいため、中央値の方がデータの代表性が高いです。投資ではさまざまな状況が想定されるので、中央値を参照した方が実態に近い判断ができます。

  • 株式投資でリスクを考える上で大切なことは何でしょうか。

    -株式投資のリスクを考えるためには、過去の長期データを分析し、大きな下落も想定できることが重要です。自分の許容できるリスク水準を把握し、それを超えそうな場合は投資比率を調整する必要があります。

  • なぜ分散投資が効果的なのですか?

    -複数の異なる種類の資産に分散投資することで、全体のリターンの変動を抑えることができます。ある資産が下落していても、別の資産がそれを補完するため、長期的にリスクとリターンのバランスをとることができるのです。

  • 長期投資をするメリットを教えてください。

    -長期投資をすれば、短期的な市場変動の影響を受けにくくなります。また、複利効果によってリターンが徐々に大きくなる利点もあります。株式投資であれば、配当収入などによるインカムゲインも期待できるため、長期投資がおすすめされます。

  • なぜ利益確定を繰り返すと長期リターンが犠牲になるのでしょうか。

    -利益確定を繰り返せば、投資期間が断続的になり長期的な効果を得にくくなります。市場の良い局面を捉えきれなかったり、冷え込んだ局面で売却を余儀なくされたりする可能性も高まり、結果として期待リターンを損なうことになりかねません。

  • 投資での「3標準偏差下落」とはどういうことですか?

    -標準偏差の3倍の下落は、統計的にはまれですが、数%の確率で起こりうる出来事です。株式などリスク資産では、過去の大きな暴落時にこの水準まで下がったケースがあるため、ある程度の覚悟は必要です。

  • 分散投資をする際の心構えを教えてください。

    -分散投資では短期的にマイナスとなる可能性が十分あるため、その覚悟が必要です。ただし長期的効果こそが重要なので、短期の損失に動じることなく継続することが鍵となります。1年ごとのリターンよりも10年20年先を見据える姿勢が大切です。

Outlines

00:00

😊アセットアロケーションの重要性

前回の動画でアセットアロケーションの大切さを説明した。資産配分が投資成果を左右する。

05:00

😅株式投資のリスクを甘く見ない

前回は株式投資のリスクについて解説した。表面的な実績を鵜呑みにせず、ボラティリティや最大ドローダウンを確認する必要がある。

10:02

😃利益確定しない捨てる勇気を

利益確定に躊躇う理由として、次にプラスを出し続けられる自信がないことがある。しかし、投資は連勝が難しく、長期的な視点で判断すべき。

15:03

🤔株式投資のリスク再確認

株式投資には大きなリスクが伴う。3倍の標準偏差下落を覚悟し、自分のリスク許容度に合わせたポートフォリオを構築する必要がある。

20:04

😯1年後の投資成果の不確実性

過去1年間の投資成果は次の1年間を予測する上で参考にならない。表面的な実績比較ではなく、資産のリスク特性を理解することが重要。

25:06

🤨連勝売りの難しさとは

値上がりした資産を現金化する「利益確定」は理に適っているが、売却後もプラスを出し続ける自信が必要。しかし連勝は困難で、長期的な視点を欠く。

30:06

😌長期分散投資の効果

短期間では分散投資の効果が現れにくいが、10年以上の期間を取るとリターンの底上げ効果が顕著になる。我慢強く長期的な視点で分散投資を継続することが重要。

35:08

🙇‍♂️まとめ

低コスト積立投資は手軽だが、意図せずに株式100%になりリスクが高くなることがある。投資成果の不確実性を認識し、長期分散投資の効果を生かすことが大切。

Mindmap

Keywords

💡資産配分

ビデオでは最初に資産配分の大切さについて説明しています。資産配分とは、投資対象を株式、債券、現金などに分散させることで、リスクを分散しつつリターンを最大化する投資戦略です。スクリプトでは「アセットアロケーション資産配分が大事ですよ」と述べられています。

💡株式リスク

株式への投資には高いリスクが伴うことがビデオで指摘されています。株価の変動が大きいため、想定以上に大きな損失が発生する可能性があることを警告しています。「株のリスク甘く見てませんか」との文言がそれを示しています。

💡対数チャート

株式のリスクを適切に判断するには、対数チャートを用いる必要があるとビデオでは説明されています。これは株価の変動率を表したチャートで、リスク判断に重要だと強調しています。「対数チャートで見ないとダメですよ」との文言がそれを示しています。

💡分散投資

ポートフォリオのリスクを低減しリターンを安定化させる有効な方法として、複数の資産に分散投資することが紹介されています。具体的には4つの資産を等分に配分する投資方法が示され、分散の効果が説明されています。

💡ローリングリターン

ある期間の投資リターンを計測する方法として、ビデオではローリングリターンが紹介されています。これは毎月の期間リターンを計測し、時系列で並べたもので、過去のリターンの分布を可視化できるため重要だとされています。

💡中央値

投資リターンを判断する指標として平均値ではなく中央値を使うことが提案されています。これは外れ値の影響を受けにくいため、適切な指標だと説明されている。

💡リスクリターン

株式などのリスク資産への投資には、リターンとリスクのトレードオフの関係があることが指摘されています。期待リターンが高い資産ほど、リスクも高くなる傾向にあることが「リスクリターン特性」のグラフで示されています。

💡リスク値

株式などのリスク資産の変動性を表す指標として、リスク値という指標が紹介されています。これは標準偏差の3倍と同義で、想定下落率を示す数値です。具体的な資産のリスク値が例示されています。

💡確率分布

株式などのリスク資産のリターンは確率分布に従うことが説明されています。過去の膨大なデータから、各水準のリターンがどの確率で実現するかが分かり、投資判断に利用できるとしています。

💡利益確定

値上がりした投資を決済し、値上がり益を確定させることを利益確定といいます。ビデオでは、これを無理に行うことで長期リターンを損なう可能性があるため、注意が必要だと警告しています。

Highlights

アセットアロケーション(資産配分)が投資成功のカギである

株式への投資には大きなリスクが伴うことを認識する必要がある

対数チャートで株式のリスクを適切に把握することが重要

株式投資で利益が出ても次にマイナスになる可能性が高いことを認識する必要がある

株式等のリスク資産は大きく値動きするため短期業績を過信してはいけない

分散投資の効果は長期間でみる必要がある

10年以上の長期データで資産のリスク性を判断する必要がある

株式等のリスク資産が想定外の大損失を被る可能性があることを認識する必要がある

分散投資をすれば必ずしも短期的にプラスになるとは限らない

利益確定を繰り返すと長期的な投資効果を失う可能性がある

株式の値動きの大きさから判断して自分に許容できる損失の大きさを考える必要がある

株式投資で利益が出たからといって必ず売却する必要はない

株式投資はリスクが高い分、長期的にリターンも大きくなる可能性がある

短期業績だけで投資判断を下すのは危険である

分散投資を長期間続けることが成功のカギである

Transcripts

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こんにちはえNISAで始める前に確認し

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たい3ポイントの3回目え利益確定したく

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なりませんかというタイトルでお話をして

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いきたいと思いますえ前2回ですねえ最初

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の1回でえアセットアロケーション資産

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配分が大事ですよという話をしましたあ2

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回目ではですねえ株のリスク甘く見てませ

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んかと分かってて投資数な大丈夫ですよで

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もえ皆さんが思ってるよりも株ってリスク

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あるかもしれないですしこういうところ

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見落としてないですか対数チャートで見

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ないとダメですよという話をしましたで

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今回は利益確定したくなりませんかという

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テーマですでこれもえ何が悪いのという方

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もいらっしゃるでしょうし

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え利益確定したくなるけどダメなのって

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いう方もいらっしゃると思うんでちょっと

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このテーマでお話をしていきたいと思い

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ますえNISAで始める前に是非知って

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おいていただきたいと思いますえまず最初

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にですねそもそもま新NISA制度のお

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さいでまこちらにですねえ積立て投資枠と

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成長投資枠というまあ2つの枠ができまし

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てこの成長投資枠っていうのは内枠で

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1200万ですけども積み立て投資枠と

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合わせますと1800万までいけますよと

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いう話ですねでこれマックス活用しますと

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年間にですね毎年積み立て都市枠で

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120万あ成長投資枠で240万投資し

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ますとあ1年間に360万ずつ投資する

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ことになりますのでフルにやっていくとま

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5年目でえ1800万になってまこれが

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上限ということですねま途中値上がりし

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たらどうするのいや簿価ベースなので簿価

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ベース買った時の値段ベースなので

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100万円投資したものがあ300万に

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なっても別に100万円として認識され

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てるのででしかもこの枠というのが再利用

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できますなので120万円の株が300万

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になったので売りましたって言うと

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120万分の枠を使ってたものがなくなる

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わけですからまたこの120万円分の枠が

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復活するわけですねなのでまあ格利益確定

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したくなったりするんですけどその前に

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ちょっとこういうことを考えてみて

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くださいねという話をしていきたいと思い

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ますでさらにですねこれもよく見落としが

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がちなポイントなんですけれども例え月

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1万円ずつの投資であったとしてもですね

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それが12ヶ月続けば12万円の株を買う

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ことになりますし

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それが100万円になった時って皆さんが

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100万円の株を持ってるっていうことに

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なるんですま当たり前のこと言ってるん

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ですけどで積み立て投資をしたからといっ

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てリスクは減らないんですねで購入時期を

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分散して例えばその年1番の高で一発で

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ドンと買ってしまう高値掴みをしてしま

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うってことを避けることができますしえ

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定時低額でえ購入していくことでえ平均

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買い付け単価をま基準価格の平均よりもま

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下げていくとかですねえこれま算数の性質

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を使って平均買付単価を下げていくって

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ことができるまこういったメリットあるん

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ですけどどっちにしたって100万円の株

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を買ったら100万円の株のリスクを取る

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ことに違いないので100万円の株の

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リスクが低減されるわけではないので

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積み立てをしたところで株のリスクが減る

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わけではないっていうことを是非え気を

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つけといていただければなという風に思い

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ますでそのじゃ株のリスクってどれぐらい

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かという話をちょっと次にしたいとです

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けどま2回目の話とも重なる部分あるかも

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しれませんがちょっと違う観点でえ株の

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リスクについて少しお話をしたいと思うん

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ですけどもこちらにはですねえま代表的な

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資産のまリスクリターン特性というマップ

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をご紹介していますでリスクリターン特性

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のマップご覧になったことがある方も

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いらっしゃるかもしれないですけどもまず

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縦軸はリターンを示してまして上に行く

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ほどリターンが高くて例えば日本国債とか

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ですね世界国債のヘッジなんていうのは丸

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の位置が低いわけですからリターンは低い

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わけですねで一方で横軸はあリスクを示し

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てますので右に行くほどリスクが大きくて

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左に行くほどリスクが小さいので日本国債

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や世界国際のヘはリスクが低いことになり

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ますね一方でこの三角ですね中国株なんか

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でいきますと日本国債に比べると高い位置

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にありますからリターンも高いし右にあり

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ますからリスクも大きいとこんなようにえ

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見えますでこういうマップ見る時に是非

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考えていただきたいまもちろんリターンも

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重要なんですけど特に横の位置リスク値

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ですねでリスク値をあの是非気をつけてみ

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ていただきたいなと思うんですけどもその

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リスク値を見るよりさらに前にですね確認

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していただきたいのまず期間なんですね

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で前回第2回の内容でお話ししたんです

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けどもこのリスク値というのは計測する

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期間によって全然違ってきますで特に短

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期間のローリングですね例えば1年間とか

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あ3年とか短い期間で取りますと数値が

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そもそもぶれますどこの1年を取るかとか

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ですねどこの3年を取るかでめちゃめちゃ

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変わってきてしまいますで長期にすべきな

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のでまどれぐらいかていうとま15年10

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年15年20年とかですねま最低でも10

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年っていう単位じゃないとそもそもブれ

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ちゃうのでどこの1年取るかによって全然

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数値が変わってきてしまうんですよじゃあ

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10年ならいいのくとま10年だとですね

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いい時だけの10年ってあんまり取れない

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んですあんまりって言い方をしたのは

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リーマンショックの後があ緩和が10年

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以上になったので良すぎる10年ちょっと

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ができてしまったのでえ微妙なところなん

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ですけどもま長い期間にするとえいい時

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だけの10年とかあ悪い時だけの10年

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ってことになりにくいのでまできたら10

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年できれば15年20年のデータを使って

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いただきたもう1つはリーマンショックと

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かITバブルの崩壊が入ったデータを使っ

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ていただきたいんですねでやっぱり機器が

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来た時ににどうなるのかを踏まえて考える

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必要があるのでそれこそ皆さんがこれから

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私もですけどねこれから10年20年30

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年と運用していく期間にはきっと悪い

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ことって何度か起こるんですでいくと悪い

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ことがないいい時だけの過去10年とか

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この素晴らしかったあ10年のデータを

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使ってこれから先30年を考え

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るっていうのちょちょ無茶がすぎるので

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やっぱり悪い時を含めたデータなので最低

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でもリーマンショック2008年は含めて

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ほしいでこのグラフはちなみに2003年

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からなのでITバブルの崩壊が入ってない

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んですねで入った方がいいに決まってるん

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ですけど入るとですねこの中で例えばJ

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リートとかが消えてしまうんですよで資産

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の中には指数が新しいものしかなかったり

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とかあそういうものを同同条件で比較する

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にはあんまり古いといろんなもの比較する

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ことができなくなったりするんです例えば

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米国株だったら100年ぐらいのデータが

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余裕でありますけども米国株と例えば

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オーストストラリア国際を比べると

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オーストラリア国際のデータが新しいもの

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しかなかったりして比較ができなくなって

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しまうのでえできるだけ長いに越したこと

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はないけど長すぎると今度いろんな資産の

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比較が難しくなっちゃうのでまバランスが

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難しくて私はま新興国の資産とかもよく

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見るので2000新興国の資産のデータが

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大体2000年から2002年ぐらいに出

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てきたものが多くてあとJDもその辺で出

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てきてるので大体この2003年からを私

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は使ってますま皆さんはあのご自分で好き

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なもの使ったらいいですけど短すぎるのは

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良くないしできたらリーマショックより前

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の期間を含めたものがいいと思いますこの

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2つは気をつけてくださいねあとま過去の

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ものですよってのも前回お話した内容です

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けどこれれで未来のデータを取れないので

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あくまで過去のものですよってことを

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踏まえて見ていただければと思いますで

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このリスクについて見る時にですねここに

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出ている数値は例えば日本国債のリスクっ

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て2.5なんですよ2.5で後ろの1.0

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っていうのが2タンで特にこの前の数字

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ですね世界国債のヘジだと3.6え中国株

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だと

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26.716501972415358,127.80782278982087

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8%近辺のデータになるかっていう話なん

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ですねでこの26.7ってのはこの平均に

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11個足した時9.8に1個の26.7を

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足すとおそらく

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336.5%ですかとかになるわけですで

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ここから1個引くってどういうことかって

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言と9.8から

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26.717309190748434,127.80884913703335

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ちと平均から1個

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26.7.28の幅の間に全体の2/3

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ぐらいのデータが収まります大体この

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ぐらいちょ極端な例外極端にいい時極端に

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悪い時を除くと大体この範囲に収まります

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よということを教えてくれるこれがリスク

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の数字ま標準偏差で表わすんですねでこの

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数字が少ないってことは例えば日本国債

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この数字が少ないわけですねそうすると

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この2.5が示してることって何かって

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言ったら平均リターンの1%この1%の

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平均ですよって言った時にこれに2.51

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個乗っけた3.5からこの1から2.5を

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引いたマナの1.5-1.5から3.5の

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間に23が収まるの

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でほぼま2.5ぐらいの上下幅であれば

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もうほとんどこの近辺にデータが集まる

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一方で中国株の場合は99.8%に267

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て35ってもうグラフの上画面の上の方

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まで行っちゃいますけど画面の上の方から

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マイナスの17ですからこの画面のずっと

play10:07

下の方までものすごいデータが散らば

play10:09

るってことですね平均9.8ですよって

play10:11

言ったら-5を低いても全然おかしくない

play10:13

し+20を引いてもおかしくないでこれが

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ばらつきが大きいリスクが大きいっていう

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風に言いますでこの数値でま大きいものだ

play10:24

と例えば過去1年のリターンが20%だと

play10:27

しても私がそこに投資してみたらマイナス

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20%なんてことが起こるえ要するに

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ばらつきが大きいわけですねお隣さんは3

play10:33

割も儲かったのに私は2割損しました

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みたいなばらつきが大きくなるこれを

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リスクが大きいという風に投資の世界では

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言うんですよとなるとですね皆さんがこう

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いうリスクの大きい資産に投資をしようと

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してる時にいやこの1年のパフォーマンス

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は中国よりもインドの方が良かったから

play10:55

インドに行こうっていうのってあんまり

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いいアプローチじゃないんでですよどう

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いうことかって言と過去の1年があんまり

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参考にならないんですねだってリスクが

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大きいわけですからリスクが大きいって

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いうのは同じようなデータが気にくいわけ

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ですよそれをリスクが大きいって言うん

play11:10

ですリスクが小さい日本国債にならいいん

play11:12

ですよ日本国債だったら過去の1年とか

play11:16

その前の1年に起こったことと同じような

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近いデータが出やすいそれをリスクが

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小さいブレ幅が小さいっていうことなん

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ですけどそもそもこっちのリスクが右の方

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にあるリスクがでかい資産っていうのは

play11:28

データがその取る1年によって

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めちゃめちゃばらつくよっていうのが

play11:32

リスクが大きいものなのでリスクが大きい

play11:34

株式とかに投資をするのに過去の実績値を

play11:38

こう過信するてあんまり意味がないんです

play11:40

よ実績比較でこっちの方がパフォーマンス

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がいいからいいんじゃねえかって思うかも

play11:44

しれないですけどそれって信憑性が

play11:47

そもそも低いことを示してるのでリスクが

play11:50

低い資産ほど過去のデータが当てにならん

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ということを指名してるってことは是非

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知っといていただければなと思います

play11:57

そしてさらにですねこのタイトルになる

play11:59

通りこの3標準偏差の下落はあり得るあり

play12:02

得ると覚悟してくださいよっって話なん

play12:04

ですけどこのリスクの数字を3倍するとま

play12:09

このぐらい落ちてもびっくりしちゃいけ

play12:10

ないよっていう数字だと思っていただくと

play12:12

いいですよということを私はよくセミナー

play12:14

なんかでもお話をするんですねでどういう

play12:16

ことかと言いますとだ例えばまリスクが

play12:18

高いと皆さんお考えのま進行国の株ですね

play12:23

で新興国株のリスク値ってどれぐらい

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かっていうと21.7なんですよで上に私

play12:29

が個で書いてありますけどこれ3倍すると

play12:30

65.1%なんですねで標準偏差1個分

play12:35

じゃなくて標準偏差3個分でこれぐらいは

play12:38

ま1000に3つぐらいの確率なんです

play12:40

けども0.3%とかの確率になるわけです

play12:43

けどこれっであのリーマンショックとか

play12:46

ですね相バブル崩壊てまそういう大きな

play12:49

ビッグイベントの時にはこれリスク値の3

play12:53

倍ぐらいはあ落ちてもびっくりしちゃいけ

play12:55

ないあのそのくらいのことは十分起こり

play12:57

ますで実際リーマンショックの時って新興

play12:59

国株って円ベースで見ますと7割ぐらいえ

play13:02

落ちてますんでま65.1%よりも落ちて

play13:05

ますしそのお隣に米国のリートありますね

play13:08

米国のリートなんかリスク値23.3です

play13:11

から3倍すると

play13:12

69.8%じゃないのこれ死者購入の問題

play13:15

なんですねえ下の方切っちゃってるので3

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倍するとこうちょっとずれるかもしれない

play13:19

ですけどもま死者購入の問題なんで気にし

play13:21

ないでください69.8%ですでリマ

play13:23

ショックの時の米国リートってエベス行く

play13:26

と8割ぐらい落ちてますなので全然これ

play13:28

ぐらい落ちますしえ日本のリート52.

play13:32

7%ってなってますけどリーマショックの

play13:34

時のJリートって7割ぐらい落ちてますし

play13:36

日本株も16.7ですけど3倍すると

play13:39

50.2でまこれまでに半年にな

play13:42

るってことを何回かやってきてるので大体

play13:45

この3倍ぐらいは全然落ちてもびっくりし

play13:48

ちゃいけないよじゃあオーストラリア国債

play13:51

はって言ったら半年になったこともあり

play13:53

ますねオーストラリアドルが半年になった

play13:55

ことがあるのでま半年近くまで行ったこと

play13:57

あるんですけどま覚悟としては

play14:12

35.6900ぐらいと思っとくといい

play14:14

ですよで行くと皆さんが取り売るリスクっ

play14:18

てどれぐらいですかって言うと例えばまあ

play14:21

1000万円買ったものが850万になっ

play14:25

てすぐ戻ってくれるんだったらいいです

play14:27

けど戻る保証ってどこにもないんですよ

play14:30

実際850万になった時のこと想像してみ

play14:32

て欲しいんですけどその時には1000万

play14:34

のものが950まになり900万になり

play14:37

ああ900万私また880万え戻るの

play14:40

かしら8809万までは行くんだけどまた

play14:43

戻ってえ気がついたら830まになってた

play14:46

みたいな感じだとえ戻るのかなみたいな

play14:48

感じになったりとかしてしまうと思うん

play14:51

ですねでその時にやっぱ怖いと思うんで

play14:54

あればそれって15%がもうすでに怖いと

play14:57

いうことなのでそうすると取るリスクって

play15:00

その人は5%までにすべきなんですよだっ

play15:03

て普段の時だったら誰だってあの我慢して

play15:06

持てるわけですからどれぐらいで辛くなる

play15:08

とかどれぐらいでもうもう精神が辛くなる

play15:11

とかも夜も眠らなくなる水準なのかって人

play15:13

によって違うわけですけども15%きつい

play15:16

なと思うんだったらこのリスク値が5%

play15:18

以下にすればいいだけのことであってで

play15:22

そうなのそういう人なのに株を買ったら

play15:26

ダメなんですよ株って16.7なので

play15:29

日本株でも16.7あるので3倍した

play15:32

50.2ですから余裕で半分にまでは行く

play15:34

わけですよで半分になってもますぐに戻り

play15:36

ますて過去のグラフを振り返って言うのは

play15:39

簡単なんですけどこれから先っていうのは

play15:41

分からない状態で本当に真っ暗なトンネル

play15:44

の中にいるような状態で下落をして自分の

play15:47

持ってる資産の評価額が減ってくると本当

play15:49

にみしんどくなってくるものなんですねな

play15:52

ので繰り返しになるんですけどご自分が

play15:55

それでオッケーとかそういうことも分かっ

play15:57

てるっていうのなったら全然オケーですで

play15:59

も私はそういう人ばかりじゃないのに皆

play16:03

さん株買っちゃってるんじゃないですか

play16:05

本当にそれで大丈夫ですか分散しなくて

play16:08

いいですか株のリスク甘く見てませんかと

play16:10

いうことでお話してますなので自分で是非

play16:13

シミュレーションしてですねリーマン

play16:15

ショックの時ののこと覚えてらっしゃる方

play16:17

はあの時に戻ってあの時自分が持ってて

play16:20

こうやって減ってったらどれぐらいで

play16:21

しんどくなるかなでそれの13ぐらいの

play16:23

リスクにえ抑えるとまあの自分のメモリの

play16:27

調節ですねボリュームというかあの音量

play16:30

メモリの調節のように自分のリスク値を

play16:32

こう自分のいいところにえやっていけるの

play16:35

でカの辛さとかで一緒ですねあの濃いと

play16:37

思ったら自分で調節すればいいですし感じ

play16:40

方は人それぞれなので煮からですよって

play16:42

言ってもめちゃくちゃ辛いかもしれないの

play16:44

でまご自分でこれを目安にって辛くないな

play16:47

と思ったらちょっと辛いの足していただい

play16:49

てちょっと辛と思ったらお水足すなりあの

play16:51

していただけたらメとして使っていただく

play16:53

といいんじゃないかなと思いますでこれは

play16:56

長期間のデータでええ見ていただいてま

play16:59

長期間のデータで見ていただくことが大事

play17:01

ですよって話をしたんですけどもこれらを

play17:04

踏まえてタイトルにあった通り利益確定し

play17:07

たくならないですかなりますよね僕だって

play17:10

なりますでその時にどう考えたらいいのか

play17:14

という話をしていきたいと思うんですねで

play17:17

こちらのグラフをご覧くださいでこちらは

play17:21

1回目の動画でご紹介したローリング

play17:25

リターンを1年でやったものなんですよで

play17:27

ローリングま是非1話見てない方は1話

play17:30

から見ていただきたいんですけど

play17:31

ローリングリターンていうのは今月までの

play17:34

1年間投資してたら例えば10%も儲かり

play17:37

ました先月までの1年間だったら何%

play17:40

儲かったの3%オッケー3%その前の月

play17:43

までの1年間投資してたら何%儲かったの

play17:46

-3%じゃあ-3%という風に1年どこか

play17:50

特定の1年を投資した時のリターンを何%

play17:53

何%何%って記録していきますでこちらは

play17:56

月末月末でやってるので12月の末から

play17:59

12月の末11月末から翌年の11月末

play18:02

っていう風に月次で取って期間は95年

play18:06

から2023年までの期間でやっています

play18:09

202030年弱ですねでえ1年間に12

play18:13

個のデータが取れるのでここのグラフ12

play18:16

個あるんですけどここに乗っけてるもの下

play18:19

に表でまとめときました全リターン数見て

play18:22

いただくと336のデータがありますなの

play18:25

で日本国債にも12月末2023年12月

play18:30

末までの1年間だと多分これマイナスに

play18:32

なってるっぽいですね下に出てるいいん

play18:34

ですよ細かい数字を見て欲しいわけじゃ

play18:35

ないのでえ何パーセンです何パーセンで

play18:37

すっていうのをま割箸を336本ずつ

play18:40

それぞれのグラフに乗っけててそれが12

play18:43

個カラフルなグラフがあるわけですから約

play18:45

4000本の割箸がここにあると思って

play18:47

くださいで皆さんがここにある資産日本

play18:52

国際日本え世界国際のヘッジ

play18:55

オーストラリア国際アメリカのハルド祭

play18:57

日本株米国株MSIワールド先進国株進国

play19:01

株Mエマージングですねナスダックインド

play19:03

株流行ってますねえ米国リート金なんて

play19:06

いうこういう12資産があったとしてこれ

play19:09

らの資産のどれがいいかしらて言って選ん

play19:12

でその1年後どうなってるかっていうのは

play19:15

この中から1本の割箸を選んでるような

play19:17

ものなんですね4000本の中から1本

play19:21

選ん

play19:22

で10%だったはいおめでとうございます

play19:25

10%マイ20%はい残念みたみいな感じ

play19:28

になるわけですけどもこの4000本の中

play19:30

から1本を選んでいるようなものだと

play19:32

考えることがすごく重要

play19:35

で先ほどお話ししたリスクが小さいって

play19:39

いうのはこの日本国債を見ていただいたら

play19:41

分かるんですけど

play19:42

そもそもすごいプラスってこともないし

play19:45

すごいマイナスってこともなくて同じよう

play19:47

な高さのものしかないんですよそれが

play19:50

リスクが高いものってインドカ

play19:53

ナスダックすごい違いますよねなんか

play19:56

100%を超えてるもう一瞬で1年間で2

play19:59

倍になったってことですかこれ1年間で2

play20:01

倍になったインド株買ったら儲かったって

play20:04

私もって言ったら一気にマ60%ねお金が

play20:08

半分以下になったっていう人もいるえなん

play20:10

でインド株いいって聞いたのにいやだって

play20:12

当てにならないんですもん上下にすごい

play20:14

ぶれるわけですからこれがリスクが高い

play20:16

リスクが小さいっていうのはこの上下の棒

play20:18

が短いということで細かいのを見て

play20:21

いただきたいわけじゃなくてここにある

play20:23

12個で資産によってリスクの大きさが

play20:25

違うそれを資格的に表すとこういうことで

play20:29

この紫の中から1本引いてくださいって

play20:32

いうのとこの日本国債の中から1本引いて

play20:35

くださいは偉い違いますよねだから皆さん

play20:37

が日本国債買ってから1年後がねどうなっ

play20:40

てるかしらっていのを考えるのとナザを

play20:43

買ってから1年後どうなってるかしらを

play20:45

考えのこのぐらい違うんですよでこの

play20:48

グラフをイメージしとくといろんなことを

play20:50

間違いにくくなるので是非このイメージを

play20:53

持っていただきたいんですけど

play20:55

も所詮ですよ一生懸命選んだとて私が

play21:00

例えばナスダックとインド株どっちに

play21:01

しようかな悩む悩む悩むじゃあナスダック

play21:04

って言って買って1年後にどうなってるか

play21:07

なんて私が一生懸命選んだとでこの先1年

play21:10

に何が起こるかなんか分からないので隕石

play21:13

が落ちてくるかもしれないし王自身がある

play21:15

かもしれないしクデタがあるかもしれない

play21:17

し何があるかなんか私わかんないわけです

play21:19

こすると全然マイナスも起こるわけですね

play21:22

でその時のリターンってま少なくとも過去

play21:25

の歴史で振り返ってみればこの中から1本

play21:27

引いてるよものなので私は全然当てになら

play21:29

んと思ってるんです自分自身がでその1番

play21:34

良かった数値をここの最大値それぞれの

play21:36

グラフで1番良かった数値例えばイント株

play21:39

だった107.7%なんてのもありますね

play21:41

で最小値が-

play21:44

71.5mm

play21:46

ではなくてメジアンですなんで平均値にし

play21:49

ないのって言うと平均値ってあの一般的に

play21:51

よく使われるんですけどあんまりいい数字

play21:52

じゃないんです平均値っていうのは簡単に

play21:54

言いますと大きい数字にものすごい

play21:57

引っ張られます平均所得とか平均貯蓄額

play22:01

っていうと大金持ちの人に引っ張られるん

play22:03

ですよ例えば10人の平均考えてみて

play22:05

ください100万円持ってる人が9人い

play22:07

ますで10兆円持ってる人が1人います

play22:12

この10人の平均貯蓄っていう風にすると

play22:16

全員の貯蓄を足して10で割るのが平均

play22:20

ですよね9人の人が100万円で

play22:22

100万円足して900万ですで最後の

play22:25

10人目の人が10兆持ってるんですよ

play22:26

そうすると足すと10兆900万で10で

play22:29

割ると1兆超えるんですよ当たり前です

play22:32

けどじゃあこの10人の平均貯蓄額は

play22:36

いくらでかて言うと1兆円になるんですよ

play22:38

でもこの平均って意味ないじゃないですか

play22:40

1兆円持ってる人って1人しかいないです

play22:42

よ1兆円以上平均超えてる人1人しかい

play22:44

なくて残りの9人って平均超えないですよ

play22:46

というように平均っていうのは大きい数字

play22:49

に引っ張られてしまって半分以上の人って

play22:52

のは大体平均届かないんですよそれが平均

play22:55

貯蓄だったり平均所得だだったりするので

play22:59

こういうのをやる時にはメジアン中央値を

play23:01

使うのがいいんです中央値って簡単で計算

play23:03

じゃないですよ99個の数字があったら5

play23:05

番目上から数えても下から数えても同じね

play23:09

自分よりも多い数と自分よりも少ない数が

play23:12

多くなるちょうど真ん中いわゆる波ですね

play23:15

波になるじゃあ平均貯蓄額は分かんない

play23:17

けど貯蓄学の中央値って言ったら日本国民

play23:21

がもし一1億2000万人だったとしたら

play23:24

ちょうど6000万番目私より多い人も

play23:27

1000万人私よりも少ない人も

play23:29

6000万人じゃ偶数だったらどうする

play23:31

のって言ったら真ん中の3術平均ですま

play23:33

それはいいとして中央値ってそういう数値

play23:35

なのでこの336本の中のちょうど真ん中

play23:39

自分よりもそれよりもでかい数字それより

play23:42

も小さい数字がちょうど同じになる数はっ

play23:44

て言うとこれ中値ですつまり波のデータを

play23:46

引いた時がこれなので例えばNASザッ

play23:50

クって波の数値でも18.7で悪くないん

play23:52

ですよじゃこれに行った時にこれを信じて

play23:56

18.7よしナスダック行くぞって言った

play23:57

時時に-55引いた人はちょっとしんどい

play23:59

ですよね18.7だと思ったのにでなんで

play24:02

かと言うたら上下の幅がすごい広くて

play24:04

リスクがでかいということになりますで

play24:07

この336のうちそれぞれマイナスの数が

play24:10

どれぐらいあるかって言うとまこれらの数

play24:12

でその割合を示したものが1番下の

play24:15

マイナス率なんですけどま資産にもよるん

play24:17

ですけどま2割から4割ぐらいマイナス

play24:20

です私がこれ0以下を集計してるのでこっ

play24:23

からもし信託報酬があどんなに抵抗すでも

play24:26

何0.何%とか取られるんだったら

play24:29

0.1%のプラスのものってマイナスに

play24:32

なっちゃうのでえもうちょっと多分多いん

play24:35

ですけど結構な割合でマイナスなんですよ

play24:38

つまり1年後って結構な割合でマイナス

play24:40

ですでは聞きますけどこの中で例えば

play24:44

インド株買ったらもう大当たりを引きまし

play24:47

たと107.7%おめでとうございます

play24:49

良かったですねこの中の4000本の中で

play24:51

1番いいくじですおめでとうございます

play24:53

17.7資産が一気2倍ですよしこれは

play24:57

確定症もこれは確定すべきですよね当然

play24:59

ですねっていう風に聞かれるかもしれない

play25:01

ですけど僕はそうでしょうかと聞き返し

play25:04

たくなりますどういうことかっていうと

play25:05

17.7はまだ絵に書いた持ちで売ら

play25:09

なきゃ実現しないしその後ちっちゃくなる

play25:11

かもしれないもちろんそうですでも考えて

play25:13

みていただきたいのは107.7%の

play25:16

リターンを得てお金が2倍以上になりまし

play25:19

た次どうするんですかでその時ってまた

play25:22

この中から1本を選んでその次の1本って

play25:25

マイナスかもしれないじゃないですかその

play25:27

次の1本はまたマイナスかもしれないじゃ

play25:29

ないですかえその後要するにこの中から

play25:32

プラスの値をずっと引き続けるって難しい

play25:37

んですよ3回連続5回連続ぐらいはいいか

play25:40

もしれないですけど10回連続って

play25:42

なかなか難しくなってきますよね絶対無理

play25:45

とは言わないですよ確率的にはあり得る

play25:47

ことなんですけど連勝が難しくなってくん

play25:50

ですよでそれが行きつくところてどこに

play25:53

修練するかっていうと全然分からなくて

play25:56

どういう乗り換え方をしていくかにもより

play25:59

ますし1回2倍になったのに100が2倍

play26:04

になったのに4割負け4割負けをすると

play26:07

もう半分以下になります

play26:09

からやっぱりうまく連勝していけないと

play26:13

辛いので利益確定したらもうプラスは

play26:15

間違いないんだから利益確定すべきじゃ

play26:18

ないですかって言われてもその1回をくて

play26:21

もその後どうするんですかていう問いが

play26:23

やっぱり残ってしまうので利益確定したい

play26:26

なと思った時にぜひ考えていただきたいの

play26:28

はたまたまこの中から私は今儲かっている

play26:32

じゃあこれ売った後にもう1回この中から

play26:34

プラスを私は引けるかなっていうことを

play26:36

考えると利益確定すべきかどうかについて

play26:40

のま考え方が少し整理されてくるんじゃ

play26:43

ないかなと思うんですね一方でなんです皆

play26:46

さんNISAの制度を使ってま多くの人は

play26:48

長期投資を考えていくんだと思うんです

play26:51

けど長期投資をする時にはここから少し

play26:54

離れて考える必要があるもちろんこれを

play26:57

土台にしてこれを元にして少し離れて

play27:00

考える必要がありますそれが例えばこちら

play27:02

ですね先ほどのグラフの中にもあった

play27:05

MSCIワルですねまこん中では比較的ま

play27:08

分散の効いてる方だと思うんですねま世界

play27:11

国債のヘッジと並んでま20数か国の

play27:14

たくさんの株式に分散してるのでま全部株

play27:17

なので資産官の分散はないですけどもま国

play27:19

の分散は聞いていますま上下にはま株なの

play27:23

で上下はありますけどでもまナスダックと

play27:25

かインドに比べるとま随分落ち着いてます

play27:27

よねでこのMSワールドを基準にちょっと

play27:29

考えてみたいなと思うんです

play27:31

けど1年のグラフをここに乗っけときまし

play27:34

た大きくしてで先ほどと同じように最大値

play27:38

がこの中で1番いい1年は

play27:44

63.99ドル

play27:47

んですねで一方でえっと前の回えで私がご

play27:54

紹介したまなんとなく分散してるような

play27:57

資産をあ日本国債と世界国際のヘッジそれ

play28:00

から先進国の株と金の4資産を1/4ずつ

play28:03

持つという私が考えたバランスですねこの

play28:06

バランスなんとなく分散もっと分散する

play28:09

ことだってできますよでもそんなバック

play28:11

テストでたまたま良かったものを言って

play28:13

言ってもしょうがないのでまほどほどの

play28:15

ものを作ってみたつもりですこのほどほど

play28:18

の適当な

play28:20

分散見ていただくとどうですか上下に比べ

play28:24

ていただくと明らかに当たりと外れの差が

play28:28

小さいですよねまこれが分散の効果ですね

play28:31

えよくも悪くも資産同士があ片方の下げを

play28:35

片方の上げが吸収してですねまうまく上下

play28:39

の幅を小さくしてつまりブレ幅が小さい

play28:42

リスクを抑えてる風にま言えるんですけど

play28:45

でもこの4資産だってマイナスの割合って

play28:50

16.9と結構な1割以上あるんですよ

play28:54

結構マイナス引くわけですつまりこの4

play28:56

資産に分散投資をしてあるいはバランス

play28:58

ファンドのパフォーマンスを見てマイナス

play29:01

だったからいや分散しても意味ないじゃん

play29:03

分散したって下がるんだからどうせ下がる

play29:05

んだったら戻りがでかい株の方がいい

play29:08

みたいな乱暴な議論も多いんですけどそれ

play29:10

はこの話ですねこの1年で見たらそうです

play29:13

よでもだからと言って分散する意味がない

play29:16

という話にはならんのですよどういうこと

play29:18

かと言いますとこれを10年の

play29:20

ローディングにしますこれがこっちなん

play29:22

ですよMSCIワールド先進国の株に分散

play29:25

投資をしているこのポートフォリオを10

play29:28

年ローリングにするとここにバーっと

play29:32

それぞれの10年のリターンが並んでます

play29:34

けど例えばここら辺って10年持っても

play29:37

マイナスなんてのが結構あるんですね10

play29:39

年持ったらマイナスにならないっていう

play29:41

意見もありますけどそれはここの期間だけ

play29:43

取ってたそうですねうもうちょっと歴史を

play29:46

振り替長く振り返ればそんな昔じゃない

play29:48

ですよあの全然10年持ってもマイナスの

play29:51

ところて余裕でありますはいでしかも割と

play29:55

いい棒が右の方にこうでの分かります最近

play29:59

のデータしか見てない人はここしか見て

play30:00

ないのでMSCIワールドすごいいいと

play30:02

思ってるんですよとんでもないですね

play30:04

こっちの方がもしかしたら平均近いかも

play30:06

しれないですしこういう時期もあったって

play30:07

いうのを忘れちゃいけないですね僕ら

play30:09

すごいいい10年を最近見させられてると

play30:12

いう意識を持つことが大事ですで1割以上

play30:15

の確率で10年持ってもマイナスなわけ

play30:17

ですよところがです下ご覧

play30:20

ください下のグラフでさっきの4資産を

play30:23

10年ローリングにしたんです

play30:25

けどすごくないですか

play30:27

僕が作ったやつって言ってもあのる話じゃ

play30:31

ないんですけどただのバックテストです

play30:32

からでこうこれ見ていただくといい時悪い

play30:36

時の差が少ないですよねでどこも全部

play30:38

プラスなんですよで中央値見ていただくと

play30:43

実はMSIワールドそんな変わんないです

play30:45

ねまかわ60%と10%でえい違いだ

play30:48

ぞって言われたらまそうなんですけどでも

play30:50

マイナス引かないですし1番悪い10年で

play30:53

も3割儲かってますし悪くないですねこれ

play30:56

が長期分散投資の効果なんですねでこれを

play31:01

分散の方だけ考えて分散の短期のデータを

play31:04

見ていや長期分散とか言ってるけど分散し

play31:07

ても意味ねえみたいな話をする方もいるん

play31:09

ですけどそういう話じゃないんですよ長期

play31:11

分散投資って長期で分散するとこうなるよ

play31:15

この中だったらどこの10年取ってもいい

play31:17

じゃないですか別に経済のことなんか

play31:19

分からなくてもうちの両親でも誰だって

play31:22

この中から1本選んでプラスのリターンに

play31:23

することができるわけですよこの中から選

play31:26

ぶっていうことはどんな人だって分散をし

play31:29

て長期間投資することで選べる上の人は

play31:33

もしかしたら上から選ぶとしたらプラス人

play31:35

しようと思うには結構な努力をしたり

play31:36

いろんな運とかもあるかもしれないです

play31:38

けども下から選ぶ分には誰だってプラスに

play31:40

なってるじゃないですかこれが長期分散の

play31:43

いいところですけど

play31:45

もこの10年にしようとするのに必要な

play31:49

ことって要するに右下のこのグラフの中

play31:52

から300何バあるのかわかんないです

play31:54

けどもこの中から1本選ぶっていうために

play31:58

必要なことは何かって言と分散をすること

play32:00

と分散して投資を始めた1年後っていうの

play32:03

はここになってるんですよでこの中の

play32:06

たまたまマイナスを引いたからと言って

play32:07

やめないことあるいはこれを見て分散

play32:11

なんか意味ないと思って分散しないこと

play32:13

こういうのが良くなくてちゃんと分散をし

play32:16

てちゃんとここの1年後も我慢してこらえ

play32:20

て持っていけばいずれここになるわけです

play32:23

ねなので分散をぜひ考えてみていただき

play32:28

たいですしこれ長くなれば長くなるほど

play32:30

もっともっとリターンを安定していきます

play32:32

しインカムゲインの積み上げは例えば債権

play32:35

の部分とか株の部分でインカムゲイの

play32:37

積み上げがあるので10年より20年20

play32:39

年より30年の方があの底上げ効果があり

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ますからま金はないですけども他のものの

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インカム原因が積み上がってくるので

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もっとリターンの中央値は切り上がってき

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ますでいく

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と30年という長い時間40年という長い

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時間を得てこの

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リターンを積み上げていこうよとする投資

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行動と真逆なものが1年で儲かってるから

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とりあえずこの利益だけは確定させようと

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する行動なんですよで利益確定をし続け

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てる限りここのグラフにはならないんです

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よこれって10年持って初めてこうなるの

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でくれぐれも勘違いしていただきたくない

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のはたまたまこれだったからといって

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あるいはたまたまこの中からプラスを得た

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からと言ってそこで区切ってしまうとその

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区切ったぶつ切りのものをこの中から適当

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に10本選んだ割箸が全部いい数値になる

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ことになりにくいので本当にそうやって

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ぶつ切りぶつ切りで確定しちゃって大丈夫

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ですかそうじゃなくて確定しなければその

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延長ってこうなっていってまMSIワルド

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だってこうなっていって10年のグラフ

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出すとだいぶ良くなるのに本当に確定して

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大丈夫ですか長い時間を味方につけけて

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投資をしていくんならやっぱり是非こう

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いうことを考えていただきたくてそれと

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真逆なものが利益確定なので例えNISA

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で利益確定しても税金がかからないからと

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いって安易に利益確定をするのはあまり

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いい投資行動だと私は思わないですよと

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いうのが3回目のお話でしたということで

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まとめますえ今回のまま低コストの

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ファンドの積み立てをしていった結果です

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ねま株式のファンドが低コストですから低

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コストファンドから選ぼうとした結果結果

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として

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そう意識してなくても意図せず株式

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100%になってる方もいらっしゃると

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思うんですで積み立てをしたとしても株の

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リスクが減るわけではないです株のリスク

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は株のリスクです100万円分の株になっ

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たら積み立てたものが100万円の株に

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なったら100万円の資産のうち

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100万円を株で持ってるっていうことの

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リスク変わりはないですからリスクを取り

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すぎちゃったなんていう人もいるかもしれ

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ないですでもそこで止めれば別にそれ以上

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リスクは増えることはないので一旦止まっ

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て考えてみることもいいですし考えた結果

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また株でいいやと思ったら株買ったらいい

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ですでも1回これを考えてみることは

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とても大切なことだと思います2番目1年

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後の結果なんていうのは大きなばらつき

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先きの12色のグラフですあの中から1本

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選ぶんだていう感覚を是非持っていただき

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たいですで長期投資を考える参考にはなら

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ないですよあの中の1本がたまたまいい

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からと言ってあの中の1本がたまたま悪い

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からと言ってこれから10年を考える皆

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さんの参考にはならないです今日沖縄に

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行きました寒かったですいやこれから20

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年沖縄にを考えてる人にあんまり参考に

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ならないですそれは20年間の長期データ

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と1日の天候は違うからですよねそれと

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同じです投資も短期のデータにはすごい

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ばらつきがありますし長期のデータとはえ

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必ずしも整合しません3番目真に長期分散

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投資ができればリターンは大きく安定する

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可能性があります先ほどの右下の赤い

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グラフを是非思い出してみていただいて

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分散投資しても意味ないじゃんなんていう

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乱暴なこと考えずに本当に分散しなくて

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いいのかな本当にこれで利益確定して

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しまって長期間10年ローリングのあの

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グラフから選ぶっていうことを放棄し

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ちゃっていいのかなってことを是非この

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機会に考えてみていただければと思います

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以上3回に渡ってお送りしました

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ありがとうございまし

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